2007年12月アーカイブ

ある日突然顔などにできる「シミ」。

いつの間にかできているのでショックを受ける人も多いでしょう。
そもそも肌にできるシミとはどのようなものなのでしょうか。シミは皮膚の表面が茶色や褐色に変化してしまった状態です。これは主に紫外線によって色素沈着がおこったことが原因です。紫外線は肌の中のメラニン色素を増大させます。それがシミを引き起こす原因となるのです。

シミには時間の経過や加齢とともに肌の表面に現れてくるものもあります。今はまだシミがなくても皮膚の下で育っていることがあるので油断できないのです。

シミにはいろいろな種類があるのですが、そのひとつは炎症性色素沈着というものです。
これはやけどやかぶれ、にきびなど肌の炎症が引き金になってシミができるものです。この炎症性色素沈着は比較的レーザーなどで治療しやすいものです。主に30~40代の人に多くみられる傾向があるのが老人性色素斑です。これは老化現象の一種であるといわれています。これは紫外線を浴び続けてしまったことによりおこるシミです。比較的若い頃から日焼けなどをしていた人に多くみられます。この老人性色素斑の大きさは様々で個人差があります。そして紫外線を受けやすい手や顔・腕・すねなどにできやすいものです。

中高年以降の人に多く見られるのが、脂漏性角化症です。これは老人性色素斑にしこりのような良性の腫瘍ができてしまうことによってできるシミです。これも長期にわたる紫外線の吸収が主な原因です。老人性色素斑と同じく紫外線を浴びてしまった結果なのです。

このようにシミはいろいろな種類があります。シミの種類や特徴に合った治療・対策をすることが大切でしょう。

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